トリンコマリ

トリンコマリとは?

スリランカの東海岸の町です。
2009年に終結した内戦の激戦区の一つで、2004年の津波でも大きな被害を受けました。
内戦で戦ったシンハラ人とタミール人の方々が一緒に暮らしています。

どんなプロジェクト?

戦争未亡人など、少数民族タミールの貧困女性7人で運営しているバナナペーパー工房支援です。

3~5年後の目標

1 工房運営が軌道にのった後、雇用者全体の25%を障がい者/知的障がい者に。
2 スリランカでの環境保護企業・サスティナビリティ企業のパイオニアとして運営。
3 環境教育の発信。

バナナペーパーについて

成育に数年かかる製紙用木材と違い、バナナは半年~1年で成木になるので、森林の減少をくい止め、自然・環境保護となります。
また、紙の原料として使用する以外、バナナは実が食用、或は現金収入のための商品となり、紙として加工されるのは、現在農民たちにゴミとして廃棄されている幹の部分です。バナナの幹はとても柔らかく、包丁でも切り倒せるほどなので、力のない女性やお年寄り、障がいのある方でも作業できます。

そ の 他

スリランカ

トリンコマリ
障がい者/知的障がい者のココナッツの殻を使ったお土産工房支援 (外国人向けデザインの相談、製作用機械支援、営業等)

スリランカでは社会保障がまだ確立されていないため、家の中に閉じ込められている知的障がい者の方々が大勢います。この工房では、そういう人たちが自分のできる範囲/時間(30分~数時間/日)、紙やすりでココナッツの殻を磨く作業をしています。

もちろん機械を使ったほうが早くきれいに安くできる作業なのですが、休みの日も出勤したいという要望が多く、「自分にできること」を「コミュニティの中」で行えることを本人たちも家族も非常に喜んでいます。
残念ながら工房の利益では、朝と夕方のバスによる送迎、朝の「お茶とお菓子」、昼ごはん、三時の「お茶とお菓子」を賄うのが精いっぱいで、まだお給料を払える状態にはなっていません。

同じ工房のアクセサリー制作部門は身体に障がいのある方々が受け持ち、彼らにはお給料が支払われています。障がい者雇用制度の行き届いていないこの国にとっては、先進的な職場です。

私たちは、外国人向けのデザインを提案したり、スリランカでは手に入らない材料や機械の調達などをおこない、工房の収入が増えるよう支援活動を行っています。